さおだけ屋はなぜ潰れないのか?
「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」山田真哉 著(光文社新書)
テレビ番組「世界一受けたい授業」で紹介されたもの。
会計という言葉を聞くと、簿記、電卓、仕訳、決算書、と数字ばかりでメンドくさいというイメージがある。
トラックにさおだけを乗せ、「た~けや~、さ~おだけ~」と走るさおだけ屋。車を止め、さおだけを買っている光景を見たことがないが、どうしてさおだけ屋が潰れないのか?
他にも、どうしてあの人はいつもワリカンの支払役になるのか?
という日常の疑問から出発し、会計の仕組みをかじってみる、という構成になっている。
嫌々ながらも簿記や経理をしなくてはならない方、会計って何だと興味を持っている方、誰でもおすすめ。特に、新人のビジネスマンには読んで欲しい1冊だ。
この著者は、他にも会計普及?のため、ミステリなどを書いています。